時間をもらう、とゆう意識。
美容師は技術職なんで色々学び、覚えて常に成長しながら進んでいく仕事と思います。
僕が働き出した時は【見て覚えろ】的な風習がまだまだあり、
自分で見て「こうかな?多分、こうだな」
みたいな感じで自己解釈からの実行→修正、
また実行、みたいなやり方が多かったです。
先輩も、人によって
「自分が苦労して覚えた技術だから、お願いしないと教えないよ」ってスタンスの方が
多かったと思います。
その時代の考え方は、僕は別に悪いとは思いません。
僕個人は、僕の教えれる事は何でも教えるよって思いますし、
技術を教える事に対して、
何かを教える事に対して、
「教えてやるよ」っなスタンスでは、全くありません。
当たり前に教える事が必要だし、
自分達の責任でもあるな、と考えてます。
教える側は、教える側の責任や義務があります。
そんな中で、最も気になる事は別にあります。
時間をもらう。とゆう意識があるか?ないか?
これ、凄い大切な事だと思います。
教えてもらう側が、
お願いする側が、
この意識がない事が全てに繋がっていくな、と感じるので、
教えてもらうって事、を通じていつもそこを理解させたい、
教えていきたいと思ってます。
例えば、お客様に対して。
僕たちは、お客様からも一定の【時間】を
頂きます。
【その方の時間を頂いてる】って意識が無いと、滞在して頂く時間の中の意識も薄くなり、
「二時間で終わってほしい」とゆうオーダーに対しても、
「二時間10分かかったけど、大体二時間だし良いかな」みたいな意識になります。
【10分過ぎている】
この事実を軽く見て、
時間を頂いてるって事の意味を理解していない思考です。
この意識が積み重なると【信用】が無くなります。
お客様だけではなく、様々な人とのやりとりで
必ずある事実。
それは、
相手の時間を頂くって事。
この意味、意識が無いと、
いきなり自分の都合のみ考えて、相手にお願い事をしたり、
アポなしで相手に頼み事をしたり、
するようになります。
自分が時間を割くのと同じく、
必ず相手の時間を割く事実が分かってない人は、
自分からお願いしない人が非常に多い。
相手から声をかけてもらうのを待っている。
教える事は全然良いんですが、僕はこの
相手の時間をもらっている。とゆう事。
を分からない人には時間を割きません。
偉そうにしてる訳でもなく、
本当に当たり前の事で、分かっておかないとヤバイ事だと思っています。
だからスタッフには
「時間は割くし、教えるけど事前に出来るだけ言ってね」と言っています。
他のスタイリストに対しても、同じく
事前にお願いしときや、と伝えてます。
皆、それぞれやる事があり、
常に時間がある訳ではありません。
自分の予定があり、その予定に沿って行動していると思います。
それを考えずに、
「今からいけます?」ってお願いする立場が毎回言ってしまうのは、違うと思います。
「今からいけます?」って聞く事がダメと言ってる訳ではありません。
タイミングが合えば、今からいけます?も
全然あり、と思ってます。
相手の時間をもらう意識が日頃からあり、
その配慮が普段から出来ている人が言うそれと、
そうじゃない人がゆうそれ、は違うって事を
言いたいんです。
だからウチでは事前に
【一か月の勉強や練習の計画表】を立ててもらいます。
いついつに、誰にみてもらう、
教えてもらう、
までその人に了承をとり決めておくんですね。
めんどくさく感じるかも?ですが、
決まってる方がお互いの時間を有意義に使えますし、
他のスケジュールも考えやすいです。
自分の予定に、その予定しかないって人はあまりいせん。
そんな相手に対する想像からの配慮
が出来て、お客様に対しても、
人に対しても、様々な気遣いが出来るようになるのでは無いか?と思ってます。
だから僕は
自分からお願いしない人、
時間を割く意味を理解してない人、
素直になれない人、
には自らは時間を割きません。
でも、スタッフにはその意味は理解してもらうように、
定期的に意味を話します。
仕事以外でも必ず出来た方が自分の為になると思うので。
技術を教える事も非常に大切ですが、
仕事を通じて、その様な意味や、考え、も
教えていこうと日々思っています。
僕も言いながら自分に対して言い聞かせてる
部分もあり、共に成長していけたら良いな、
と思ってます。
説教みたいなブログになりましたが、笑笑
読んでいただきありがとうございます。
では!
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